
今回は最近読んだ【スタンフォード式最高の睡眠】という本をご紹介させていただきます。
実際読んでみて書いてあることを実践した結果、まじで人生最高の睡眠を手に入れることができたのでおすすめです。
眠るということは毎日のことなので、眠りの質が変わればメリットはかなりありそうですね。
【スタンフォード式最高の睡眠】
僕が読んだのはちなみにマンガ形式のほうなので、割とあっという間に読み終わりました。
最近はビジネス書もこういったマンガ形式のものが増えているんで、ビジネス書が苦手な人でも読みやすくなってていいですね。
マンガのストーリーは乳製品の専門商社で働き睡眠に問題を抱えている主人公の竹宮まゆが、ある日睡眠研究者である如月タクミと出会ったことから睡眠に関する問題を解決していくといった内容です。
「睡眠負債」を甘くみてはいけない
まずは「睡眠負債」が蓄積することの怖さについて書かれていました。
てかそもそも「睡眠負債」ってなによって感じですよね?
「睡眠負債」というのはスタンフォード睡眠研究者が睡眠が足りていない状態のことを表現するときに使う言葉ということです。
「借金」と同じく、「睡眠」も不足して返済が滞ると首が回らなくなり、しまいには脳も体も思うようにならない「眠りの自己破産」を引き起こすからです。ちょっと多めに眠ったくらいでは、睡眠負債は返せません。単純に「借りた元金」を返せばよいわけではなく、法外な利子がつくと思ってください。
いやはや恐ろしい・・・
確かに寝不足が何日も続いた場合、1日ぐっすり寝たぐらいではまだ眠たさや体のだるさが残ってるように感じるって方も少なくないと思います。
習慣の力はよくもわるくも働くので、こちらもまた恐ろしいですね。
睡眠にしか果たせない「5つのミッション」とは
睡眠が与える影響ってかなり大きいですよね。
特に仕事をはじめてから強く感じるようになりました。
前日寝不足だと仕事中なかなか頭が回らなかったり肌が荒れたり何もいいことないです。
それだけ人間にとって睡眠というのは重要な役割を担っているものなんですね。
睡眠ミッション①脳と体に「休息」を与える
睡眠ミッション②「記憶」を整理して定着させる
睡眠ミッション③「ホルモンバランス」を調整する
睡眠ミッション④「免疫力」を上げて病気を遠ざける
睡眠ミッション⑤脳の老廃物をとる
超大事なものばっかりですね!
睡眠の質は内面にも外見にもめちゃめちゃ影響ありますもんね。
睡眠が人間に及ぼす影響は計り知れないので、「睡眠負債」の状態にある人はすぐに改善の方向にもっていきましょう。
ではでは次は一番重要などうすれば最高の睡眠を得られるかについて書かれているところのご紹介です。
「黄金の90分」
睡眠は「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」が交互に繰り返されて構成されていることは睡眠に関する色んな本にも書かれているので、知っている方も多いと思います。
まずは「ノンレム睡眠」からスタートして次に「レム睡眠」がきて、それが繰り返されるようになっています。
- ノンレム睡眠・・・脳も体も眠っている睡眠
- レム睡眠・・・脳は起きているが、体は眠っている睡眠
この睡眠周期の中で最も重要になるのが最初の「ノンレム睡眠」で著者は「黄金の90分」と読んでいるということでした。
ネーミングからして重要視してるのが伝わってきますね。
睡眠の質を上げるとき、とりわけ意識したいのは「最初のノンレム睡眠」、眠り始めの90分をいかに深く眠るかということです。ここで深く眠ることができれば、覚醒中に溜まった睡眠圧が放出され(眠気の解消)、自律神経やホルモンの働きも良くなり、その後の睡眠リズムまで整っていくからです。
どうすれば「黄金の90分」が得られるのか
一番核心の部分でではどうすればその「黄金の90分」を得られるかというところですね。
「黄金の90分」を得るポイントは2つありました。
ポイントは「頭を使わないこと」と「体温」です。
ちなみに重要になってくるのは「体温」のほうです。
なぜなら「頭を使わない」というのはスマートフォンなどがある現代人には難しいからです。
確かに僕も寝る前にスマホを操作したり、こうやってパソコンでブログ書いたりしてるので不可能に近いですね。
となると残るポイントの「体温」に集中してできる対策をやる必要があります。
入眠時には「皮膚温度」を上げて熱放散をうながし、「深部体温」は下げる。この変化が良質な眠りに欠かせないとしたら、具体的にどうすれば、そのような変化を意図的に促進できるのでしょうか?
最も有効な方法は、「入浴」です。
*「皮膚温度」や「深部体温」などの体温に関する詳細などはこの記事ではそこまで書かないので興味があればぜひ本を買って読んでみてください。
最も有効な方法である「入浴」のやり方は寝る90分前にお風呂に入るということです。
普段夜の12時に寝る人であれば10時半にはお風呂に入るってことですね。
そうすることによって寝るころに「体温」がベストの状態になりスムーズに入眠ができるということでした。
まずもってお風呂につかって寝たときとシャワーだけで済ませたときとでは朝起きた時の眠った感が違うんですよね。
なので極力お風呂につかって寝たいとは思いつつも、忙しくて夜遅く帰ってきたりするとそのまま寝てしまって朝シャワー浴びたりしちゃってました。
でもこの本を読んでからは寝る90分前にしっかりお風呂に入ってから寝るようにしてます。
ちなみにどうしても時間の関係上、90分前が難しい場合は無理してお風呂に入らずシャワーにしたほうがいいみたいです。
この習慣を続けてから朝の目覚めがめちゃめちゃスッキリ起きれるようになりました。
朝だけではなくて日中にあった体のだるさとかも解消されて、活動的に動けるようになりましたね。
まじで「黄金の90分」の効果やばいです!
あとはブログと同じでこの良い習慣をどれだけ継続できるかということですね。
継続あるのみです。
まとめ
今回は「スタンフォード式最高の睡眠」のご紹介をさせていただきました。
僕もそうだったんですが、世の中には睡眠の質を高める効果のすごさをわかってない人はまだまだいっぱいいると思います。
ただ人生においてかなりの時間を睡眠に割いているわけなので、質にこだわることは絶対的にプラスです。
良い睡眠が日中のパフォーマンスを決めるのは間違いないです。
睡眠の質をもっと上げていきたい人や睡眠に関する問題を抱えていて解消したい人にはおすすめできる1冊です。
ぜひ興味があれば読んでみてください。

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