
今回はブログにとって大事な文章力を鍛えることができる本の「新しい文章力の教室」についてご紹介していきます。
「新しい文章力の教室」は文章を書く基礎がしっかり学べるおすすめの1冊になってます。
「新しい文章力の教室」を書いた唐木元さんってどんな人?
まずは簡単に「新しい文章力の教室」を書いた唐木元さんとはどんな人なのかをご紹介していきます。
この本を書かれた唐木さんはあの「コミックナタリー」の初代編集長です。

あの「コミックナタリー」とか書きながら僕も全く知らなかったのでまずは「コミックナタリー」から調べてみました。
音楽ニュースメディアである音楽ナタリー、最新の漫画情報を扱うコミックナタリー、お笑い専門のニュースメディアお笑いナタリー、映画情報を扱う映画ナタリー、舞台・演劇を扱うステージナタリーに分類されており[3]、それぞれのポップカルチャーに特化したエンターテインメント情報を配信する[4]。
2013年7月時点で月間約2000本の記事を配信し、月間ページビューは3200万[5]。Twitterとの連動やPerfume、ももいろクローバーZなどをいち早く特集紹介するなどの編集方針の先見性が評価されたため支持を拡大した[5]。また、芸能人の逮捕や事件・スキャンダルといった記事については公式発表や記者会見など必要最低限の報道に留めている。
引用:Wikipedia
月間2000記事www
PV3200万www

つまりコミックナタリーを運営する株式会社ナターシャはWEBで記事を書くプロ集団の集まりで、それをまとめてるのが著書の唐木さん(株式会社ナターシャ取締役)ってことですね。
調べてみたらものすごいお方。
唐木さんは編集長としてコミックナタリーやおやつナタリーなどのWEBメディアの立ち上げと新人研修を担当されていたそうです。
まさにWEBで文章を書くプロ中のプロの方が書いたのがこの「新しい文章力の教室」という本なんですね。

「新しい文章力の教室」のご紹介
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ
ではでは「新しい文章力の教室」がどんな内容なのかをご紹介していきます。
「新しい文章力の教室」は第1章から第5章にわたって文章の書き方にかんすることが書かれています。
- 第1章 書く前に準備をする
- 第2章 読み返して直す
- 第3章 もっと明快に
- 第4章 もっとスムーズに
- 第5章 読んでもらう工夫
まずは第1章の1番最初に良い文章とはどういう文章にあたるのかということが書かれています。
「新しい文章力の教室」での良い文章の定義は
「完読される文章が良い文章」
であるとされています。
ブログをやっているとなんだかすごく心にひびきますね。
ひとつの記事を最初から最後までしっかり読んでもらうことはなかなか簡単ではないですからね。
ブログでいうと導入文でまずは読者をひきつけて本文に導いていかないといけません。
次に本文でその記事の結論や理由、根拠を示して最後のまとめまでもっていかないといけません。
この導入から最後のまとめまでの間で読者の人に一部でもおもしろくない記事だと思われてしまえば、それは離脱につながります。
逆にこの本で定義されている「完読される文章が良い文章」を実現できれば、最後まで読者に読んでいただいた上に、別の記事も読んでもらえる可能性が高まりますね。
ではではどうすれば「完読される文章」を書くことができるようになるのかということが、先ほどご紹介した第1章から第5章にわたって書かれています。
全ての内容を僕がご紹介するわけにもいかないので、「新しい文章力の教室」のなかで特に僕が心に残ったものをご紹介していきます。
文章が書けなくなったらどうするか?
僕が特にご紹介させていただきたいのは第1章で出てくる「書けなくなったら」ということに関してです。
ブログやっているとたびたび「書けなくなる」という状態におちいることもあるので、そんな時文章を書くプロならばどう対処するかというところがすごく為になりました。
「新しい文章力の教室」では以下のように書かれています。
修正はあとからいくらでもできるもの。
完成度が低くてもおしまいまで書き通すことが肝要です。
おしまいまで見渡せるようになると、修正すべき方向もずっと楽に見いだせるようになるものです。
完成度が低くてもというのが、ちょっと意外ですね。
僕のイメージでは文章を書くプロの方というのは、一切の妥協を許さずにかなり細かく手直しをしながら良い記事を書き上げていくものだと勝手におもってました。
そうではなくてまずは完成させてしまって、全体を通してみることで記事の方向性を修正していくというのが文章が「書けない」という状態において効果的なんですね。
書けなくなった場合の対処法はもうひとつ書かれてありました。
それは
「人に話す気持ちで説明してみる」
ということです。
私がよくやっているのは、いま書いている原稿の内容を人に話してみることです。
難所がどこにあるのか、それはどういう原因なのか、アウトプットの形態を変えると突然わかることがままあります。
話したり電話したりできる相手がいないときは、心の中で誰かに説明してみましょう。
これはすごく有効だなと思いました。
実際に人に話すことでいま書いている文章がどう読む人に伝わるのかもわかりますし、「もっとこういう内容を入れたほうがいいんじゃない?」っていうアドバイスももらえるかもしれません。
なかなか他人に話すことができないという人でも、上記にある通りで自分の心の中で誰かに説明してみることで「足りていない情報はなにか」とか「文章の全体の流れはおかしくないか」ということを確認することができます。
まとめ
今回は「新しい文章力の教室」をご紹介させていただきました。
僕がご紹介させていただいた内容は本当に一部です。
「新しい文章力の教室」には文章を書くためのポイントがひとつひとつきめ細かく丁寧に書かれています。
「新しい文章力の教室」はよくいろんなブロガーさんがご紹介している本で、文章の基礎に関することはこれ1冊で十分とみなさん感想を書かれていますが全く同感です。
文章の基礎を徹底的に学びたい人はぜひ一度読んでみてください。
おすすめ文章の基礎以外の部分でセールスライティングやタイトルの付け方を学びたいという人は別記事でおすすめをまとめてますのでご参考にどうぞ
-
-
【ランキング】ブログの文章術を学べるおすすめ本TOP5!
HALどうも、夜更かし大好きでいつも寝不足ぎみのHAL(@HAL_YORUKORE)です。 ブログを運営していく上で一番 ...
続きを見る
最後までよんでいただきましてありがとうございました。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ
おすすめ▼よく読まれている人気記事