
今回は【コンサル一年目が学ぶこと】というビジネス本をご紹介したいと思います。
タイトルにも書きましたがこの本に書かれていることは仕事をしている全ての社会人に活用できるんではないかというぐらい、仕事をする上で重要なことが凝縮されています。
第1章から第4章にわかれて構成されているのですが、僕が読んでみて特に参考になった箇所をご紹介していきます。
【コンサル一年目が学ぶこと】
結論から話す( 第1章より)
「結論から話しなさい」というのは社会人になりたての頃によくいわれがちの言葉で誰しもが1度は言われたことがあるんではないでしょうか?
ちなみに僕は何回もあります。。。(何度も言われんなよって話しなんですが)
【コンサル一年目が学ぶこと】の第1章は"コンサル流話す技術"として主にコミニュケーションスキルに関することが書かれています。
その先頭に書かれていることが”結論から話す”ということです。
第1章の先頭に書かれているということはそれだけ重要なことなんですね。
コンサルティング会社ではあらゆるものが、「結論から」のフォーマットに沿ってあり徹底して叩き込まれるようです。
結論から話すということができれば、自分が伝えたいことをわかりやすく相手に伝えることができるので必ず身につけておきたいものですね。
雲雨傘(第2章より)
第2章ではコンサル流の思考術に関することがまとめられています。
この本の中で僕が最も好きな章でかつ勉強になった章です。
この章の中には仮説思考やロジックツリーを使いこなすということなど色々と紹介したい箇所はあるのですが、そのなかでも最も印象に残ったのが雲雨傘の論理に関してでした。
雲雨傘の論理とは
「黒っぽい雲がでてきたので、雨が降り出しそうだから、傘を持っていったほうがいい」
これは、事実と、解釈と、アクションの区別をつけることのたとえです。
黒っぽい雲がでてきた(事実) → 雨が降り出しそう(解釈) → 傘を持っていったほうがいい(アクション)
一見当たり前のような文章ですが、実はロジカルシンキングの基本となる文章なんですね。
僕はこのロジカルシンキングは超苦手です。
これまでの人生は基本いきあたりばっかりで生きてきました。www
でも30代を目前にしてようやくロジカルシンキングの重要性にきづきました。
ロジカルシンキングを活用することで仕事においても効率的に進めるようになったり、いいことだらけです。
この本ではこのスキルをすばやく身につける簡単な方法が紹介されています。
何か文章を書くときに
(事実)
(わたしの解釈)(
推奨アクション)
といった具合で見出しをつけることによって、頭の中がスッキリ構造化されます。
仕事の速さを2倍3倍にする重点思考(第3章より)
第3章ではコンサル流デスクワーク術としてエクセルやパワーポイントに関する作成術などがまとめられています。
その中で僕が選んだのが"仕事の速さを2倍3倍にする重点思考"です。
そのスピードの秘訣は、「余計なことをやらない」ことに尽きます。
これにはすごく共感しました。
仕事をしているときって意外と無駄なことをしていることってあるんですよね。
そんなに重要な部分じゃないところにこだわりすぎて時間をかけすぎてしまって、重要な部分に時間を使えなくなってしまったりとか僕もよくやっちゃいます。
大事なことにフォーカスして、ディープに掘り下げる。それ以外のことは切り捨てる。
大事なこと以外は思い切って切り捨ててしまうことで、重要な部分のみに集中して取り組むことができるので短時間で質の高いものをつくりあげることができます。
まとめ
今回は「コンサル一年目が学ぶこと」というビジネス書のご紹介をさせて頂きました。
この本はコンサルティング会社に務める方だけではなくて、業種や業界問わず活用できる内容が凝縮されています。
機会があればぜひ一度読んでみてください。
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